2016/10/06渡辺 明寛
こんにちは、渡辺です。
秋、過ごしやすい季節になってきて、何処かに出掛けたいと思ったりします。
行きたい所は色々あります。北欧もそのひとつです。
以前、テレビに映ったその国の景色に懐かしさを感じたからでもあります。
最近テレビで見たノルウェーのベルゲンにあるブリッゲンという港町が
映画「アナと雪の女王」の舞台として紹介されていました。
その港町は、なんと建物だけでなく路地さえも木造です。
ブリッゲンは、北欧きっての商業の都として古くから栄えてきた港町。
数々の歴史ある建築物の中でもひときわ目を引くのが、
赤や黄など色とりどりに立ち並ぶ倉庫群。
三角屋根がリズミカルに連なる木造の倉庫群は700年の歴史を持ち、
世界遺産に登録されています。でも実は、現在のようにカラフルになったのは19世紀末のこと。
元々の壁の色は、当時は高価だった白色が裕福さの象徴として、
ほとんどの建物に使われていたそうですが、
言葉が通じない外国人と商いをするときに目印となるよう、
建物の色を変えていったそうです。
ノルウェーの木材はビートルズの、かの有名な
Norwegian wood(ノルウェーの森)に出てくる程ポピュラーです。
ちなみにNorwegian woodを直訳するとノルウェー産の木材という意味だそうです。
「ノルウェー産の木の部屋はいい感じだね~♪」と歌っています。
ヨーロッパでも石造りではなく、古くから木造の家に住み、
木とともに暮らしてきた、その文化とアナと雪の女王の映画の世界観とともに、
是非、いつか見てみたいなーって思っています。
弊社ショールームの壁の一角は、実際に使われていた床下材です。
それは、以前の家の一部を今に生かして、想いや絆を大切につないで行くためのひとつ。
お伺いいただく方々の想いや絆を大切に、アドバイザーがオリジナルなご提案をいたします。