2017/02/03野々山 善雄

ヨーロッパを代表する「リビング&キッチン」視察旅行

先日、ドイツのケルンで開かれた「リビング&キッチン」という見本市と「Miele」の工場見学に行ってきました。野々山です。
毎年ケルンメッセで開かれるこの見本市はヨーロッパを代表するキッチンメーカーと家具メーカーが勢揃いするビックイベントで、業界の時流を作っていると言っても過言ではないイベントです。
ケルンメッセの写真
白いシンプルなアイランドキッチンです。細部のデザインでモダンな印象。
フレームタイプのカウンターと壁付のIHのオーダーキッチン。デザイン性あふれるレンジフードがポイント。
ラフな木目と石の天板がおしゃれなオーダーキッチン。日本でも人気が出そうなデザインです。
天板と扉のデザインでとてもシャープな印象になったオーダーキッチンとカウンターの事例。

巨大な会場を三日間歩き回りクタクタになりましたが、オーダーキッチンに力を入れて行きたい弊社にとっては非常に刺激的で勉強になりました。
やはり日本の一般的なキッチンとは一味違います。住宅事情や食文化の違いもありますが、モノづくりの根本に「良いものを永く使う」という思想があるように感じました。

あと二日間は「Miele」というドイツを代表する家電メーカーの工場見学です。
Miele(ミーレ)の工場の外観です
Miele(ミーレ)の食洗機。日本の食洗機には少ない前開きタイプなのがポイントです。
Miele(ミーレ)の食洗機を閉じたところ。見た目もスッキリ。3種類のサイズが埋め込まれています。
Miele(ミーレ)型のソファにて、記念撮影。

この会社はドイツ人にとっても憧れの家電メーカーで、日本ではミーレと言えば食洗器がよく知らていますが、一度使うと他のメーカーのものは使えなくなると言う評判の代物です。
この食洗器も決してお安いものではありませんが、「良いものを永く使う」という考え方は今回の工場見学でもしっかり伝わりました。

決して贅沢ではなく「良いものを永く使う」という考え方は住工房のリノベーションの心髄とも言えますので今後の提案に活かしていきたいと考えています。

今回のドイツの旅はモノづくりの原点に触れることができるとてもいい旅でした!!

 

 

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