2017/05/16小松原 一浩
こんにちは。施工管理の小松原です。
ただいま日進市にて、既存木造住宅の耐震改修工事を開始しています。
このお家は昭和51年築で、耐震構造評点は0.21と、地震が来ると倒壊する可能性が高い状態でした。
今回の工事では、内部と外部から耐震補強をして、評点1.0以上まで数値を引き上げます。
120万円の補助金も活用します。
内装仕上げを一旦解体し、構造部分へ筋交を追加して、補強金物を取り付けます。
その上から、所定の場所に構造合板を打ち付けて
さらに面内剛性を高めます。
外部も同じく、補強を行う予定の壁の仕上げ材や付属物を一旦撤去します。
こちらは、窓を塞いで耐力壁にする場所です。
耐力壁の下は基礎と金物でしっかりと緊結されている必要があるのですが、
ここでは肝心のところで基礎が途切れています。
床を一部壊して基礎を新設、ホールダウンアンカーを設置して、
柱としっかり緊結できる様にします。
内部も外部も工事後には見えなくなってしまう箇所なので、
どんな工事をしたかお客様にもわかるよう写真を撮り、安心して頂けるようにしています。