Reform Works.10 K様邸
2年半前に家を立て替え落ち着いてきたところ、クローゼット等の収納を使い易くならないかと考え、弊社にご相談いただきました。
生活スタイルや動線も考慮して、今の暮らし方に合った収納家具の検討を社内で、設計士とデザイナーとチームを組んで、収納サイズから扉や取手の形状や素材、収納の内側や接合部に至る細部についてアイデアを出し合い、まとめた提案書をK様と打合せました。また、弊社のショールームも見てもらいご納得いただいて、造作家具に至りました。
インテリア性を考え見せる収納を確保。飾って楽しめるようにしました。
手元灯はシーンに合わせ調光ができる間接照明をセレクト。明るさは5%~100%の範囲で自由にコントロールできるので、手芸や細かいミシンの作業の時や、ゆっくり本を読む時などシーンに合わせて好みの明るさを選んで作業ができます。また、スリムなデザインなので棚下に取り付けていても器具が見えないので、スッキリとした印象です。
エレガントな空間を演出する壁のタイルは、名古屋モザイクのマヨリカモデルナシリーズ(イタリア製)。
300×100mm角の滑らかな質感の白い無地タイルと6種のレリーフ柄の2種類をバランスを考えて貼っているので単調にならず飽きのこないデザインに仕上がりました。照明を点けると白で統一させた空間にレリーフ柄が浮かび上がり、より一層華やかな雰囲気に。
「手掛り加工」のディティール。指が掛かりやすいように45度のテーパー加工を施しています。取っ手がないのでシンプルなデザインでありながら開けやすい機能性を兼ねています。
重たいミシンは出し入れにも一苦労。スムーズに出し入れ出来るように、お手持ちのミシンのサイズに合わせたスライドレール付きの棚を、扉の中に取り付けました。
玄関からチラッと見えるパントリーの飾り棚です。普段はオープンドアで使うことが多いので、玄関から見られてもスッキリと見えるようしたいとのご要望でした。
アクセントクロスを貼り、照明とのバランスを考え飾り棚を取り付け、空間をさらにグレーアップさせることができました。お気に入りのモノを飾るのも楽しみになりますね。
また、以前は食品庫に突っ張り棒で棚を作って使用していましたが、安心してモノを置けるように棚板を新設し、改善しました。